メインコンテンツへスキップ
🏠 不動産・住まい

福山市の住まいの補助金・支援制度まとめ

この記事をシェア
福山市の住まいの補助金・支援制度まとめ
FUKUYAMA HOUSING / 不動産・住まい
福山市の住まいの補助金・支援制度まとめ

福山市では、市民が安心して住まいを確保・維持できるよう、さまざまな補助金や支援制度が設けられています。空き家の活用・解体から住宅の耐震化・省エネ改修、さらに新婚・子育て世帯の移住・定住支援まで、目的ごとに複数の制度が存在します。

📋 編集部メモ・出典:本ガイドは福山NOTE編集部が、福山市公式・地場の不動産/住宅会社公式・各ポータル などの公開情報をもとに整理しました(最終確認 2026年6月)。家賃・価格・金利・制度・補助金などは変動します。最新・正確な情報は必ず各社公式・各ポータル・福山市の窓口でご確認ください。掲載内容に基づく判断は自己責任でお願いします。

※当サイトには広告(Google AdSense・アフィリエイト)が含まれる場合があります。本記事は編集部が公開情報をもとに整理したガイドです。家賃・価格・制度・金利など変動する情報は各社公式・ポータル・福山市の窓口でご確認ください。

福山市の住まい(イメージ)
福山市の街並み(イメージ)(画像:Wikimedia Commons (CC))

福山市の住まい支援は「取得・改修・解体・防災・移住」の5系統で考える

福山市の住まいに関する補助金・支援制度は、バラバラに見えて実は(1)空き家の取得・改修(2)耐震・耐風などの防災改修(3)省エネ・脱炭素(4)空き家の解体・除却(5)移住・定住・子育てという5つの系統に整理できます。窓口も主に建築指導課(空き家・耐震・除却)環境部門(省エネ・浄化槽)ネウボラ推進課・こども部門(子育て)に分かれています。「自分はどの系統に当てはまるのか」を最初に決めると、調べる量が一気に減ります。

大前提として、福山市の住まい補助は年度ごとに金額・要件・受付期間が更新され、予算上限に達すると年度途中で締め切る制度がほとんどです。実際、空家リノベーション事業補助や空家除却支援事業補助は「今年度の受付は終了しました」と公式サイトに掲示される年があり、一方で木造住宅の耐震診断・耐震化促進補助は2026年度の募集を開始しています。本記事の金額・割合・期間はすべて目安であり、申請前に必ず福山市の公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。

空き家を「買って住む・直して住む」ための補助

空家リノベーション事業補助 — 改修費の1/2、子育て世帯は上限50万円

福山市内の空き家を取得または賃借して自ら住むために改修する費用の一部を助成する制度です。補助額は改修工事費の2分の1以内で、新婚・子育て世帯は上限50万円移住者・定住者(新婚・子育て世帯を除く)は上限30万円が目安です。親世帯と同居または近居(同一小学校区内または直線距離2km以内)する場合は10万円加算される設計です。

注意したいのが居住継続の条件で、改修後5年以上(移住者は10年以上)その家に住む意思が求められます。子育て世帯は申請日において「18歳に達する日以降の最初の3月31日まで」の子がいる、または妊娠中の世帯が対象とされています。2026年度は1月1日〜2月28日といった申請期間が設定された年があり、年明けに動き出す制度である点を押さえておきましょう。問い合わせは福山市建築指導課です。

空き家バンク — 売りたい人と住みたい人をつなぐ

売却・賃貸希望の空き家情報を、購入・賃借希望者にマッチングする仕組みです。広島県宅地建物取引業協会との協定にもとづいて運営され、広島県の「ひろしま空き家バンク みんと。」とも連携する形で情報が掲載されます。リノベーション補助とセットで、まず「対象になる空き家を探す」入口として使えます。

耐震・耐風 — 旧耐震の家を守る補助(2026年度募集中)

福山市の防災系の住まい補助で柱になるのが、1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された木造住宅を対象にした耐震関連の制度です。地階を除く2階建て以下、在来軸組構法または伝統的構法(ツーバイフォー・プレハブは対象外)、現に居住している住宅、といった条件が基本です。2026年度は耐震診断・耐震化促進ともに募集が開始されています。

木造住宅耐震診断費補助

まず自分の家がどれだけ揺れに弱いかを知る「診断」への補助です。診断費の3分の2以内を補助し、上限6万円が目安です。改修に進むかどうかの判断材料になるため、ここから入る人が多い制度です。

木造住宅耐震化促進補助 — 居住誘導区域なら工事費の4/5・上限115万円

診断の結果を受けて、実際に耐震改修・建替え・除却などを行う際の補助です。金額は立地で大きく変わります。

工事の種類 補助率・上限の目安
耐震改修(居住誘導区域内) 工事費の5分の4・上限115万円
耐震改修(居住誘導区域外) 工事費の3分の1・上限97.8万円
現地建替え工事 上限115万円(目安)
非現地建替え・除却工事 上限97.8万円(目安)
耐震ベッド・シェルター設置 2分の1・上限10万円(目安)

福山市の立地適正化計画にもとづく居住誘導区域の内か外かで補助率も上限も変わるのが特徴です。自宅が区域内かどうかは市の公開資料や建築指導課で確認できます。

瓦屋根耐風診断費補助

2018年・2019年の台風で瀬戸内側でも瓦の飛散被害が出たことを背景に、粘土瓦・セメント瓦の木造一戸建ての「耐風診断」費を補助する制度です。診断費の3分の2以内・上限2万5千円が目安で、予算残により早期終了することがあります。

省エネ・浄化槽・脱炭素 — 国と市を重ねて使う

省エネ系は「国の大型キャンペーン」と「福山市独自の補助」を重ねて考えるのが基本です。国の住宅省エネキャンペーン(子育てグリーン/先進的窓リノベ/給湯省エネ等)は、新築で上限100万円超、窓断熱・高効率給湯器などのリフォームでも数万〜数十万円規模の補助があります。福山市側でも創エネ・蓄エネ・省エネ(太陽光・蓄電池など)に関する補助事業脱炭素化に関する家庭向け支援が公開されており、年度ごとに内容が更新されます。

小型浄化槽補助金 — 郊外・農村部の住まいで効く

下水道が整備されていない地域で、単独処理浄化槽やくみ取り便所から小型(合併処理)浄化槽へ転換する個人に、予算の範囲内で補助金が交付されます。福山市は市域が広く、神辺・駅家・新市・沼隈・内海といった郊外で家を買う・建てる場合に関係してくる制度です。芦田川の水質保全という地域事情とも結びついています。

移住・定住・子育て・三世代の住まい支援

市外から福山へ来る人にとっては、住まいの補助は「移住支援」の一部として案内されます。福山市は移住相談チャットや移住オンラインコミュニティを運用し、条件に合う移住者へ最大100万円規模の移住支援金(国・県の枠組みに連動)を案内しています。空家リノベーション補助の「移住者上限30万円+近居加算10万円」は、この移住支援と組み合わせて使うのが王道です。

子育て世帯は、妊娠から子育てまで切れ目なく支援する福山ネウボラ相談窓口「あのね」が入口になります。住まいの補助そのものではありませんが、定住後の生活設計(保育・医療・手当)まで一括で相談できるため、家探しと並行して接点を持っておくと判断が楽になります。三世代同居・近居を考える人は、空家リノベーション補助の近居加算(同一小学校区または直線2km以内)の定義を、物件選びの段階で意識しておきましょう。

住宅ローンは地元の地銀・信金で組む — 福山の金融機関

補助金を最大限使っても、家計の大半は住宅ローンで決まります。福山市で家を買う・建てる人がまず相談するのは、地元に根を張る地方銀行・信用金庫・JAです。

  • 広島銀行(ひろぎん) — 広島県を地盤とする地方銀行。「スーパー住宅ローン」などを扱い、福山市霞町に福山個人ローンセンターを置いて住宅ローン相談に対応しています。
  • もみじ銀行 — 山口フィナンシャルグループ系の地方銀行。がん団信の上乗せなしプランなど団信のバリエーションが特徴で、住宅ローン相談拠点(住宅センター+)を展開しています。
  • 福山信用金庫・備後信用組合・しまなみ信用金庫 — 備後地域に密着した信金・信組。地元の中小工務店・不動産会社との付き合いが深く、地場の事情に合わせた相談がしやすいのが強みです。
  • JAバンク広島 — 郊外・農村部の土地や農地が絡む住宅取得で相談先になりやすい選択肢です。
  • 【フラット35】 — 全期間固定。省エネ住宅や子育て世帯向けの金利引下げメニューがあり、補助金とあわせて検討する価値があります。

金利は変動・固定の別、団信の内容、キャンペーンによって刻々と変わります。金利の数字は本記事では断定しません。必ず各金融機関の公式サイトと窓口で最新の適用金利・諸条件をご確認ください。複数行で事前審査(仮審査)を並行し、金利だけでなく保証料・事務手数料・団信を「総額」で比べるのが鉄則です。

補助の前に知る「諸費用」 — 登記・仲介手数料・税金の全体像

住まいのお金で見落としやすいのが、物件価格とは別にかかる諸費用です。中古住宅の場合、一般に物件価格の6〜10%程度が目安とされ、3,000万円の物件なら180万〜300万円規模が別途必要になる計算です。補助金で取り戻すより前に、ここを把握しておかないと資金計画が崩れます。

費目 目安(一般的な計算式) 誰に・いつ払う
仲介手数料 売買価格×3%+6万円+消費税(上限) 不動産会社/契約時・引渡時
印紙税 1,000万円超〜5,000万円以下で2万円など 契約書/契約時
登録免許税(所有権移転) 固定資産税評価額×0.4〜2%(軽減あり) 登記/引渡時
抵当権設定登記 借入額×0.4%(軽減あり) 登記/引渡時
司法書士報酬 数万〜十数万円程度 司法書士/引渡時
不動産取得税 固定資産税評価額×3〜4%(軽減あり) 県/引渡後半年〜1年半ほど
ローン保証料・事務手数料 借入額の0〜2%程度+数万円など 金融機関/実行時

とくに不動産取得税は引渡しから半年〜1年以上たって県から納税通知が届くため、入居後に忘れた頃の出費として家計を圧迫しがちです。中古住宅・新築には軽減措置(評価額からの控除や税率引下げ)があり、要件を満たせば大きく下がります。広島県の不動産取得税の窓口や、契約する不動産会社・司法書士に「軽減後の概算」を出してもらいましょう。税額・税率は制度改正で変わるため、最新は広島県・国税庁・各専門家にご確認ください。

あわせて入居後に毎年かかるのが固定資産税・都市計画税です。福山市の場合、納税通知書は例年春ごろに送られ、年4回の分割または一括で納付します。住宅用地には課税標準を抑える特例があり、新築住宅にも一定期間の減額措置があるため、購入前に「いくらの土地・建物だと年いくらくらいになるのか」を不動産会社に概算してもらうと、ローン返済とあわせた毎月・毎年の負担が見通せます。これらの税額も評価替えや制度改正で変わるため、確定値は福山市の資産税担当窓口や納税通知書でご確認ください。

芦田川とハザード — 火災保険の水災補償を外さない

福山市は芦田川を中心に高屋川など複数の河川が流れ、市街地の一部は低地です。山手町など芦田川沿いのエリアは洪水ハザードマップで広い浸水想定が示され、2018年の西日本豪雨をはじめ過去にも浸水被害が出ています。住まいの「お金」を考えるうえで、防災は保険料・将来の修繕費に直結する重要な論点です。

家探しの段階で必ず確認したいのが次の3点です。

  • 福山市の水害(洪水・土砂災害)ハザードマップで、検討中の住所が浸水想定区域・土砂災害警戒区域に入っていないか確認する。
  • 国土交通省 福山河川国道事務所の芦田川・高屋川 浸水想定区域図で、最大規模の洪水時にどこまで水が来るかを見る。
  • 重ねるハザードマップなどで、地形分類(過去の河道・埋立地など)もあわせて確認する。

福山市は南部の鞆・松永湾岸や芦田川・高屋川の合流部周辺に低地が広がる一方、駅家・神辺の一部や山手の高台など、エリアによって水害リスクの度合いが大きく異なります。同じ「福山市内」でも、町丁目が一つ違うだけで浸水想定が変わることは珍しくありません。物件のチラシや内見の印象だけで判断せず、必ず住所単位でハザードマップを引くことが、保険料と将来の安心の両方を左右します。賃貸でも持ち家でも、引っ越し前にこの確認をしておくと、入居後の「想定外」を大きく減らせます。

そのうえで火災保険は、「水災補償」を付けるかどうかを浸水リスクに応じて判断します。近年の火災保険は水災補償を任意で選べる商品が増え、外せば保険料は下がりますが、芦田川沿いの低地で外すのは危険です。逆に高台や明らかに浸水想定外なら、補償内容を見直して保険料を抑える余地があります。保険料・補償範囲・地震保険の付帯は商品ごとに異なるため、複数の保険会社・代理店で見積もり比較し、ハザードマップの結果を必ず伝えて設計してもらってください。

申請でつまずかないための共通ルール

  • 原則「工事着手前」に申請 — 耐震・空き家改修・除却の多くは、契約・着工してから申請しても対象外です。順番は「相談→申請→交付決定→契約・着工」。
  • 市税の滞納がないこと — 固定資産税・市県民税などの滞納がないことを求める制度がほとんどです。
  • 予算上限・先着順 — 年度途中で受付終了する制度が多いので、年度初め(または募集開始直後)に動くのが安全です。
  • 地元業者要件に注意 — 除却補助などは「市内に本店を持つ許可業者」への依頼が条件になる場合があります。
  • 併用可否は必ず確認 — 国・県・市の制度、また市内の複数制度どうしの併用には可否があります。建築指導課・各窓口で組み合わせを相談しましょう。
福山市の住まい補助は、いつ申請するのが正解ですか?
制度ごとに募集時期が異なります。耐震診断・耐震化促進補助は2026年度の募集が始まっており、空家リノベーション補助は年明け(例:1〜2月)に申請期間が設定された年があります。予算上限で早期終了する制度が多いため、福山市公式の各ページで募集状況を確認し、開始直後に動くのが安全です。
空家リノベーション補助はいくらもらえますか?
改修工事費の2分の1以内で、新婚・子育て世帯は上限50万円、移住者・定住者は上限30万円が目安です。親世帯と同居・近居する場合は10万円の加算があります。金額・要件は年度更新されるため、最新は福山市建築指導課でご確認ください。
うちは旧耐震の木造住宅です。何から始めればいいですか?
1981年5月31日以前着工の2階建て以下・在来軸組構法などの条件に当てはまるなら、まず木造住宅耐震診断費補助(診断費の3分の2以内・上限6万円目安)で診断を受けるのが入口です。結果を見て、耐震化促進補助での改修・建替え・除却に進みます。
耐震改修の補助額が人によって違うのはなぜですか?
福山市の立地適正化計画における「居住誘導区域」の内か外かで補助率・上限が変わるためです。区域内の耐震改修は工事費の5分の4・上限115万円、区域外は3分の1・上限97.8万円が目安です。自宅が区域内かどうかは市の資料や建築指導課で確認できます。
空き家の解体にも補助はありますか?
空家除却支援事業補助があり、特定空き家は解体費の3分の1・上限50万円、危険家屋は3分の1・上限30万円などが目安です。市内に本店を持つ許可業者への依頼や、補助決定後の着工が条件になることが多く、年度によっては受付終了している場合があります。
国の省エネ補助と福山市の補助は両方使えますか?
対象工事が重複しない範囲で併用できるケースがあります。国の住宅省エネキャンペーン(窓・給湯器など)と、福山市の創エネ・蓄エネ・省エネ補助や脱炭素支援は枠組みが別です。併用可否は工事内容ごとに変わるため、各窓口と施工業者に確認してください。
福山で住宅ローンを組むなら、どこに相談すればいいですか?
広島銀行(福山個人ローンセンター)、もみじ銀行、福山信用金庫・備後信用組合などの地元金融機関、JAバンク広島、全期間固定の【フラット35】が主な選択肢です。金利は変動するため公式で最新値を確認し、複数行で事前審査を並行して、金利・保証料・事務手数料・団信を総額で比較しましょう。
物件価格のほかに、どのくらいお金がかかりますか?
中古住宅は諸費用として物件価格の6〜10%程度が目安です。仲介手数料、印紙税、登録免許税、司法書士報酬、不動産取得税、ローン保証料・事務手数料などが含まれます。とくに不動産取得税は引渡しから半年〜1年以上たって課税通知が来るため、資金計画に入れておきましょう。
芦田川の近くの家を検討中です。何を確認すべきですか?
福山市の水害ハザードマップと、国交省福山河川国道事務所の芦田川・高屋川 浸水想定区域図で、住所が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っていないかを必ず確認してください。低地・浸水想定区域なら、火災保険の水災補償は外さない判断が無難です。
火災保険の水災補償は付けたほうがいいですか?
立地次第です。芦田川沿いの低地など浸水リスクの高いエリアでは付けるべきで、明らかに浸水想定外の高台なら外して保険料を抑える選択もあります。商品ごとに補償範囲・保険料・地震保険の扱いが異なるため、ハザードマップの結果を伝えて複数社で見積もり比較してください。
移住して福山で家を買う場合、住まい以外の支援も受けられますか?
条件に合えば最大100万円規模の移住支援金(国・県連動)が案内される場合があります。空家リノベーション補助の移住者枠と組み合わせ、子育て世帯はネウボラ相談窓口「あのね」で保育・医療・手当まで一括相談できます。まず福山市の移住相談窓口に問い合わせるのが近道です。
記事に載っている金額や金利は確定値ですか?
いいえ、すべて目安です。補助の金額・割合・要件・募集期間、税率、金利、保険料は年度・制度改正・市場で変わります。申請・契約の前に、福山市公式ページ・各窓口・金融機関・保険会社・国税庁/広島県など一次情報で必ず最新を確認してください。

🏠 福山の不動産・住まいの記事一覧は こちら。エリア別の住みやすさ・賃貸・購入・リフォーム・補助金まで編集部が整理しています。