福山市北吉津町・松廼尾山に鎮座。天和3年(1683年)造営、東西二社が対をなす全国でも極めて珍しい「二社並立」神社。初詣・厄除け・お宮参り・七五三・御朱印まで、福山の総鎮守を徹底解説します。
本記事に掲載した時間・料金・行事日程は公開情報をもとに整理していますが、変動する場合があります。
参拝前・ご祈祷申込み前に必ず福山八幡宮の公式情報でご確認ください。
写真はいずれも Wikimedia Commons のCC画像を使用しています。
福山八幡宮とは|備後福山340年の総鎮守
福山八幡宮は、広島県福山市北吉津町の小高い松廼尾山(まつのおやま)に鎮座する神社です。
福山市街の中心部から程近く、JR福山駅からも徒歩圏内という立地で、地元の人々がいちばん身近に手を合わせてきた神社です。
創建は天和3年(1683年)。福山藩4代藩主・水野勝種が、城下町の総鎮守としてこの地に社を造営しました。
以来、340年以上にわたって福山の総鎮守として信仰を集め、初詣・厄除け・お宮参り・七五三・商売繁盛など、
人生の節目節目に市民が参拝する場となっています。
最大の特色は「二社並立」。東西に同規模・同形式の社殿が対をなして並ぶ姿は、全国でも極めて珍しく、
訪れた人を必ず驚かせる光景です。この構造の歴史的背景や見どころを、本記事でくわしく紹介します。
| 神社名 | 福山八幡宮(ふくやまはちまんぐう) |
|---|---|
| 所在地 | 広島県福山市北吉津町(松廼尾山) |
| ご祭神 | 八幡神(応神天皇ほか) |
| 創建 | 天和3年(1683年)水野勝種が現在地に造営 |
| 特徴 | 東西二社が対をなす「二社並立」(全国的に極めて珍しい形式) |
| 社格 | 備後福山の総鎮守 |
| ご利益 | 厄除け・初詣・安産祈願・お宮参り・七五三・家内安全・商売繁盛 |
| 御朱印 | あり(授与時間は公式で確認) |
| アクセス | JR福山駅から徒歩圏内〜車 福山城の北側 |
| 参拝 | 境内自由(ご祈祷・御朱印は受付時間あり) |
歴史|平安・室町から江戸へ、二社の歩み
福山八幡宮の歴史は「二社」の歴史です。現在の東御宮・西御宮には、それぞれ独立した起源があります。
東御宮の起源|承保年間(1074年頃)の勧請
東御宮の前身は延広八幡宮(のぶひろはちまんぐう)、またの名を聡敏八幡宮と呼ばれた社です。
承保年間(1074年頃)、宇佐八幡宮(大分県)から勧請されたと伝えられます。
宇佐八幡宮は全国4万社余りに及ぶ八幡宮の総本社であり、その分霊を迎えた延広八幡宮は備後の地でも重要な八幡宮として崇敬されました。
西御宮の起源|永享年間(1429年頃)の勧請
西御宮の前身は野上八幡宮(のがみはちまんぐう)、またの名を若宮八幡宮と称した社です。
永享年間(1429年頃)、鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)から勧請されたと伝えられます。
鶴岡八幡宮は源頼朝が整備した武家の守護神として名高く、武家政権の影響が強かった室町期に備後でも信仰されました。
天和3年(1683年)の合祀・造営
別々に在った二つの八幡宮を、松廼尾山に並べて移したのが福山藩4代藩主・水野勝種です。
天和3年(1683年)、勝種は城下の総鎮守として二社をこの地に造営し、東西に並べました。
平安時代と室町時代に勧請された、起源も出自も異なる二つの八幡宮が、江戸時代に一か所に集まった——これが「二社並立」の始まりです。
1969年(昭和44年)統合・「福山八幡宮」に改称
長らく二社として並立していましたが、1969年(昭和44年)に両社が統合され、現在の「福山八幡宮」として一つの神社となりました。
統合後も二つの社殿はそのままの姿で保存され、並立する風景は変わりません。
社名が一つになってもなお、東御宮・西御宮という呼称は地元の人々に親しまれています。

「二社並立」とはなにか|全国でも稀な構造を解説
福山八幡宮を語るうえで欠かせないのが「二社並立」という形式です。
同じ規模・同じ形式の社殿が、東西に対称となるよう並んで建てられています。
一般的な神社では、一つの主祭神を中心に境内が構成されますが、ここでは東と西に同格の社殿が鎮座しているのが特徴です。
なぜこのような形になったのかといえば、前述のとおり起源の異なる二つの八幡宮をそれぞれ引き継いだからです。
一方を廃社にするのではなく、両社を等しく尊重して並立させたのが水野勝種の選択でした。
二つの社殿が対をなす光景は、いわば備後の歴史の地層をそのまま形にしたもの。
参道から社殿に向かって石段を登ると、正面に二つの社殿が広がります。
左右を見比べながら歩くことで、二社の違いを感じ取ることができます。
この「二社並立」の形式は全国的に極めて珍しく、
神社建築や歴史に興味のある人が「わざわざ見に来る」価値がある構造です。
観光・歴史散策の目的地としても注目度が高まっています。
見どころ詳解|境内を歩く
石段と参道|緑に包まれた参拝路
松廼尾山に鎮座する福山八幡宮への参拝は、石段を登ることから始まります。
市街地のすぐそばでありながら、参道の両脇には樹木が茂り、
登るにつれて街の喧騒が遠ざかる感覚があります。
四季それぞれに表情が変わり、春は青葉、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は静寂の中の参拝となります。
石段を一歩一歩踏みしめながら、非日常へと切り替わる感覚が参拝の醍醐味です。
東御宮と西御宮の社殿比較
社殿に近づくと、左右に同じ規模・同じ意匠の社殿が並んでいることに気づきます。
東御宮(延広八幡宮の系譜)と西御宮(野上八幡宮の系譜)は、
建物の構造や装飾が対称的に作られており、建築的にも見どころがあります。
境内ではゆっくり両社を見比べながら、それぞれの由緒と歴史を噛みしめてください。
写真撮影のスポットとしても、二社が並んだ構図は唯一無二の迫力があります。
聡敏神社(水野勝成を祀る)
境内には、福山藩初代藩主で福山城を築いた名将水野勝成を祀る聡敏神社(そうびんじんじゃ)が鎮座します。
水野勝成は関ヶ原の戦いや大阪の陣で武功を挙げた武将で、1622年に福山城を築いて城下町を整備しました。
「福山の礎を作った人」に手を合わせられる場所として、歴史ファンにも人気があります。
福山城と八幡宮をあわせて巡ることで、水野家が残した遺産をより深く感じられます。
三蔵稲荷神社
境内の一角に鎮座する三蔵稲荷神社は、商売繁盛・家内安全を願う人々の信仰を集める末社です。
朱の鳥居が連なる一画は、八幡宮の荘厳な社殿とはまた違った趣があります。
稲荷社特有の赤と白のコントラストは写真映えもよく、境内散策の中でひと際目を引く存在です。
商売繁盛・産業の発展を願う参拝者が、八幡宮のあとに立ち寄ることが多い末社です。
松廼尾山の社叢と展望
福山八幡宮が鎮座する松廼尾山は、市街地の中にありながら豊かな緑が残る小山です。
境内の杜(もり)には樹齢を重ねた木々が茂り、
季節の移ろいを感じながら参拝できます。
高台から見下ろす福山市街の景色も、参拝のたのしみの一つ。
晴れた日には遠く瀬戸内海方面まで見渡せることもあります。
木漏れ日の下を歩く参道や、苔むした石段など、写真の被写体としても魅力的なスポットが随所にあります。
ご利益・ご祈祷について
福山八幡宮では、以下のようなご利益・ご祈祷が知られています。
公式でご確認のうえ申込みください。
| ご利益・ご祈祷 | 概要 |
|---|---|
| 厄除け | 厄年の方の厄払い。男女それぞれの厄年に対応(年齢は数え年) |
| 初詣 | 年始の参拝。1月は大変にぎわいます |
| 安産祈願 | 妊婦の安産と子の健康を祈る |
| お宮参り | 生後初めての参拝。赤ちゃんと家族で |
| 七五三 | 3歳・5歳・7歳の子どものお祝い参拝 |
| 家内安全 | 一家の平和・安全を祈る |
| 商売繁盛 | 三蔵稲荷神社とあわせて参拝される |
| 合格祈願・学業成就 | 受験・資格試験に向けた祈願 |
年中行事・年間スケジュール
福山八幡宮では年間を通じて各種行事が営まれます。日程は年によって異なる場合があります。
参拝前に公式情報でご確認ください。
| 時期(目安) | 行事・行事名 | 概要 |
|---|---|---|
| 1月1日〜3日 | 初詣・歳旦祭 | 年明けの参拝。備後の総鎮守として多くの参拝客でにぎわう |
| 1月15日頃 | 左義長(どんど焼き) | お正月飾りや古いお守りを焼く伝統行事(公式確認) |
| 2月節分 | 節分祭・豆まき | 邪気を払い、福を呼ぶ行事。境内で行われることがある |
| 3〜4月 | 春季祭 | 春の大祭。神輿巡行や奉納神楽が行われる場合がある |
| 5〜6月 | 例大祭 | 福山八幡宮最大の祭礼。詳細は公式でご確認を |
| 7月 | 夏越の大祓 | 半年の穢れを祓う神事。茅の輪くぐりが行われることがある |
| 9〜11月 | 七五三お参り | 3歳・5歳・7歳のお祝い参拝シーズン |
| 12月31日 | 年越しの大祓 | 大晦日の神事。一年の穢れを祓い清める |
御朱印について
福山八幡宮では御朱印をいただくことができます。
授与時間・初穂料(料金目安)は変更になる場合があるため、参拝前に公式情報でご確認ください。
「二社並立」という唯一無二の構造を持つ神社の御朱印は、
御朱印収集をしている方にとっても特別な一枚になります。
受付は社務所にて対応しています(混雑時は待ち時間が生じる場合があります)。
初詣ガイド|混雑対策と参拝のコツ
備後福山の総鎮守として、正月三が日は特に多くの参拝客でにぎわいます。
混雑のピークは元日の午前中〜昼頃です。以下を参考にスムーズな参拝を計画してください。
- 元日の混雑ピーク(午前0時〜午前中)を避けるなら、1月2日・3日や三が日以降がおすすめ
- 周辺道路も混雑します。公共交通機関(JR福山駅からの徒歩)の利用が便利
- 防寒対策をしっかりと。山の上の境内は風が当たりやすいことがあります
- 御朱印・お守り購入の列は、三が日は特に長くなることがあります
- 駐車場は台数に限りがあります(公式で要確認)
- 参拝後に福山城や周辺の神社・寺院を巡ることで、歴史散策コースが充実します
アクセス・基本情報
| 所在地 | 広島県福山市北吉津町(松廼尾山) |
|---|---|
| 電車・徒歩 | JR福山駅から徒歩圏内(目安約15〜20分。経路は公式・地図でご確認ください) |
| バス | 市内バスを利用する方法もあり。路線・停留所は公式または市バスのサイトで確認を |
| 車 | 福山城の北側。周辺に駐車スペースあり(台数・料金は公式で確認を) |
| 参拝時間 | 境内自由。ご祈祷・御朱印の受付時間は公式で確認を |
| 社務所 | 各種ご祈祷・御朱印・お守り授与(受付時間は公式確認) |
| 周辺 | 福山城(南)・聡敏神社(境内)・三蔵稲荷神社(境内)・備後護国神社(近隣) |
参拝モデルプラン|福山歴史散策コース
福山八幡宮を起点・終点に、近隣の歴史スポットを組み合わせた散策コースを紹介します。
所要時間はあくまで目安で、個人差や混雑状況によって変動します。
| 順番 | スポット | 目安時間 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ① | JR福山駅 | ― | スタート地点 |
| ② | 福山城 | 約45〜60分 | リニューアルした天守(博物館)・天守北側の鉄板張りが見どころ。駅北口すぐ |
| ③ | 備後護国神社 | 約15〜20分 | 福山城のすぐそばの神社。城とあわせて参拝 |
| ④ | 福山八幡宮 | 約30〜45分 | 松廼尾山の総鎮守。二社並立・聡敏神社・三蔵稲荷神社を巡る |
| ⑤ | ふくやま文学館・ふくやま美術館 | 約30〜60分 | 福山城公園周辺。雨の日にも安心 |
| ⑥ | JR福山駅または鞆の浦へ | ― | さらに足を延ばすなら鞆の浦・草戸稲荷神社へ |
福山八幡宮と福山城はどちらも水野家ゆかりのスポットです。
八幡宮境内の聡敏神社で初代藩主・水野勝成に手を合わせ、
城では城郭と展示で勝成の事績を学ぶという「水野家コース」もおすすめです。
四季の参拝|季節ごとのたのしみ方
松廼尾山の社叢は四季それぞれの表情があります。参拝の計画に役立ててください。
春(3〜4月)
参道の新緑が美しい季節。春季祭が行われることがあります。
石段の両脇に若葉が萌え、境内に清らかな空気が広がります。
境内の木々の緑が最も鮮やかで、写真を撮るのにも向いています。
夏(6〜8月)
深い緑に包まれた境内はひんやりとした空気が漂い、暑い季節の避暑参拝にも向いています。
夏越の大祓(6月末頃)では茅の輪くぐりが行われることもあります。
石段の木陰は真夏でも比較的涼しく、早朝の参拝がおすすめです。
秋(9〜11月)
紅葉の季節は境内がいっそう趣深くなります。
七五三のお参りシーズンでもあり、晴れ着を着た子どもたちの姿も見られます。
秋晴れの日は境内から見渡す市街地や遠景が美しく、じっくり散策するのに最適な時期です。
冬(12月〜1月)
大晦日の年越しの大祓から初詣まで、一年で最もにぎわう季節です。
冬の澄んだ空気の中、石段を登る参拝の清々しさは格別。
防寒をしっかりとして出かけてください。
参拝マナー・注意事項
- 参道の中央(正中)を歩かないよう心がけましょう(神様の通り道とされています)
- 社殿に向かって一礼してから境内に入るとより丁寧です
- 手水舎がある場合は手と口を清めてから参拝しましょう
- 「二礼・二拍手・一礼」が一般的な参拝作法です
- 境内での大声や走り回りは控えましょう
- 写真撮影は境内・社殿の雰囲気を乱さない範囲で
- 御朱印は参拝の記念としていただくもの。社務所での受付時間を事前に確認して
- 初詣シーズンは駐車場が大変混雑します。公共交通機関のご利用をおすすめします
周辺スポット|福山歴史・神社巡り
福山八幡宮のある北吉津町周辺や福山市内には、歴史ある寺社・文化施設が豊富です。
あわせて訪れることで、備後福山の歴史をより深く楽しめます。
福山城|水野勝成が築いた城
八幡宮の聡敏神社に祀られる初代藩主・水野勝成が1622年に築いた城です。
JR福山駅の北口を出るとすぐ見える圧倒的な存在感が魅力。
2022年にリニューアルされた天守内には博物館が整備され、城の歴史や地域文化を学べます。
備後護国神社|城下の鎮守
福山城のすぐそばに鎮座する神社。初詣や節分でにぎわい、
城とあわせた参拝コースが市民に親しまれています。
草戸稲荷神社|芦田川のほとりの稲荷
芦田川のほとりに鎮座する色鮮やかな稲荷神社。
初詣の参拝者数で中国地方有数の規模を誇るとされ、福山八幡宮とともに参拝者に親しまれています。
明王院|国宝の本堂と五重塔
福山市草戸町にある真言宗の古刹で、本堂と五重塔がともに国宝に指定されています。
神社参拝と合わせた歴史散策コースの核となるスポットです。
福山八幡宮とあわせて巡るスポット図鑑
この記事で紹介したスポットをまとめました。各カードから詳細情報・地図にアクセスできます。
スポット比較・詳細
上の一覧の各スポットを、地図・見どころ・基本情報とともに紹介します。料金・時間は変わることがあるため公式でご確認ください。
📊 一目でわかる比較表
| スポット | 📍 エリア | ジャンル | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 福山城 | 📍 福山市内 | 🏯 歴史建造物 | 下へ ↓ |
| 備後護国神社 | 📍 福山市内 | ⛩️ 神社仏閣 | 下へ ↓ |
| ふくやま美術館 | 📍 西町 | 🏛️ ミュージアム | 下へ ↓ |
| 広島県立歴史博物館(草戸千軒ミュージアム) | 📍 西町 | 🏛️ ミュージアム | 下へ ↓ |
| ふくやま文学館 | 📍 福山市内 | 🏛️ ミュージアム | 下へ ↓ |
| 明王院 | 📍 草戸町 | 🏯 歴史建造物 | 下へ ↓ |
| 草戸稲荷神社 | 📍 草戸町 | ⛩️ 神社仏閣 | 下へ ↓ |
| 鞆の浦 | 📍 鞆町 | 🌅 絶景・夕陽 | 下へ ↓ |
| 仙酔島 | 📍 鞆町 | 🌅 絶景・夕陽 | 下へ ↓ |
| 福禅寺 対潮楼 | 📍 鞆町 | 🏯 歴史建造物 | 下へ ↓ |
福山城
福山城は、1622年(元和8年)に初代福山藩主・水野勝成が築いた、福山のシンボルともいえる平山城です。JR福山駅のすぐ北にそびえ、新幹線ホームから天守を望める全国でも珍しい立地が魅力。最大の見どころは、2022年の築城400年記念の大改修でよみがえった天守北側の『鉄板張り』です。鉄砲への備えとして張られたとされる黒い鉄板は全国唯一の意匠で、白壁とのコントラストが美しく、新たな撮影スポットになっています。城内の福山城博物館では福山藩の歴史や甲冑などの展示を見学でき、最上階からは福山市街を一望。伏見城から移築されたと伝わる伏見櫓・筋鉄御門は国の重要文化財で、戦災を免れた貴重な現存遺構です。春は桜、夜はライトアップと、一年を通して表情を変えます。 1622年(元和8年)、徳川家康のいとこにあたる初代福山藩主・水野勝成が、西国鎮衛の拠点として築城。以後は水野家・松平家・阿部家の居城として栄えました。天守は1945年(昭和20年)の福山空襲で焼失しましたが、1966年(昭和41年)に鉄筋コンクリート造で外観復元。2022年には築城400年を記念した大改修で、焼失前の特徴だった天守北面の鉄板張りが全国で唯一復元されました。伏見櫓・筋鉄御門は伏見城からの移築と伝わり、戦災を免れて現存、国の重要文化財に指定されています。
| 🕒 時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで)。4〜8月は9:00〜18:30(入館は18:00まで) |
|---|---|
| 💰 料金 | 大人500円/高校生以下無料(特別展は別途料金) |
| 🚃 アクセス | JR福山駅北口(福山城口)から西へ徒歩約5分(約400m)/山陽自動車道「福山東IC」から車で約20分 |
備後護国神社
福山市丸之内の備後護国神社は、福山城のすぐそばに鎮座する神社です。城下の中心に位置し、地域の人々に長く親しまれてきました。年の初めの初詣や節分祭の時期には多くの参拝者でにぎわい、季節の節目を感じられる場として地元に定着しています。落ち着いた境内は、福山城を訪れた際に足を延ばしやすく、城めぐりとあわせて参拝する人も少なくありません。歴史ある城と神社が近接して立つ景観は、福山の中心部ならではの趣を感じさせます。初詣や節分のにぎわいを体感したい人、福山城観光の合間に立ち寄りたい人に向いています。市街地にありながら静かな雰囲気をたたえており、まち歩きの途中にひと息つく場としてもおすすめです。福山城公園周辺の散策とあわせて訪れたいスポットです。 福山城北側の丸之内にある護国神社で、旧称は阿部神社。明治元年、福山藩主・阿部正桓が石見益田の役・函館戦争の戦死者を祀る招魂社を創立したのが起源。昭和20年の福山大空襲で焼失。戦後の昭和32年、福山藩主阿部氏が祖霊を祀った阿部神社(文化10年創建)と合併し備後護国神社となった。
| 💰 料金 | 無料(境内参拝) |
|---|---|
| 🚃 アクセス | JR福山駅から徒歩約7分 |
ふくやま美術館
ふくやま美術館は、福山市西町二丁目の福山城公園周辺にある美術館です。イタリアを中心とした20世紀ヨーロッパ美術をはじめ、地元備後にゆかりのある作家の作品や、日本の近現代美術など、幅広いコレクションを収蔵しています。多彩なジャンルの作品に出会えるため、美術にじっくり親しみたい人にとって見どころの多い空間です。福山駅から近い立地も魅力で、観光の合間に気軽に立ち寄れるほか、天候に左右されにくいため雨の日の行き先としても重宝します。落ち着いた館内で名品とゆっくり向き合う時間は、心を豊かにしてくれます。アート好きの人はもちろん、福山観光の一場面に文化的なひとときを加えたい人にもおすすめです。展示の詳細は公式情報でご確認を。 ふくやま美術館は福山城公園内にある福山市立の美術館。緑豊かな公園と一体となった都市型・公園型美術館で、瀬戸内ゆかりの作品や日本・西洋の近現代美術などを収蔵・展示する。
| 🕒 時間 | 9:30〜17:00(休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始) |
|---|---|
| 💰 料金 | 一般300円、高校生以下無料(一般20名以上の団体は2割引)。※常設展の料金で、特別展は別料金の場合あり |
| 🚃 アクセス | JR福山駅から徒歩約5分 |
広島県立歴史博物館(草戸千軒ミュージアム)
福山市西町の福山城公園内にある広島県立歴史博物館は、草戸千軒ミュージアムの名でも知られる屋内施設です。芦田川の川底から発見された中世の港町「草戸千軒町遺跡」の発掘成果を中心に、当時の暮らしや交易のようすを伝える資料を展示しています。見どころは、出土品をもとに町並みを実物大で再現した展示で、中世の人々が行き交った港町の空気を体感できます。文字資料だけではわかりにくい当時の生活が立体的に示され、歴史を身近に感じられる工夫がなされています。屋内施設のため天候を気にせず楽しめ、雨の日の観光先としても便利です。地域の歴史を深く知りたい人や、子どもと一緒に学びながら見学したい家族連れに向いています。福山城観光とあわせて訪れるのがおすすめです。 中世の港町「草戸千軒町」遺跡の出土資料などを核とする広島県立の歴史博物館。瀬戸内の歴史・文化を扱い、草戸千軒の町並みを実物大で復元した展示で知られる。
| 🕒 時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
|---|---|
| 💰 料金 | 常設展 一般290円・大学生210円・高校生まで無料 |
| 🚃 アクセス | JR福山駅から徒歩約5分 |
ふくやま文学館
ふくやま文学館は、福山市丸之内一丁目の福山城公園周辺に位置する文学館です。『山椒魚』などで知られる井伏鱒二をはじめ、備後地方にゆかりのある文人たちを紹介し、その人物像や作品の世界に触れられます。直筆原稿や愛用の品などを通じて、作家たちの息づかいや創作の背景を感じられるのが見どころで、教科書で名前を知る作家を身近に感じられる場所です。文学に親しみたい人や、地域が育んだ文化に興味のある人にとって、心静かに過ごせる空間といえます。福山城公園周辺という立地から、お城や周辺の文化施設とあわせてめぐるのにも便利です。読書好きの人はもちろん、落ち着いた観光を楽しみたい人にもおすすめ。展示の詳細は公式情報でご確認ください。 福山市名誉市民の作家・井伏鱒二をはじめ、福山市広域圏ゆかりの文学者の顕彰と地域の文化振興を目的として、平成11年(1999年)4月に開館した文学館。福山城に近い丸之内の文化ゾーンに位置する。
| 🕒 時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
|---|---|
| 💰 料金 | 一般・大学生310円、団体(20人以上)250円、高校生以下無料 |
| 🚃 アクセス | JR福山駅から徒歩約5分 |
明王院
明王院は、福山市草戸町にある古刹で、本堂と五重塔がともに国宝に指定されている貴重な寺院です。寺伝によれば大同2年(807)に空海によって創建されたと伝わり、長い歴史を今に伝えています。優美な姿の五重塔と荘厳な本堂が並び立つ景観は見ごたえがあり、日本の伝統建築の美しさをじっくり味わえるのが魅力。かつてこの地に栄えた中世の町「草戸千軒」ゆかりの地としても知られ、歴史好きにとって興味の尽きない場所です。静かな境内は落ち着いた時間を過ごすのにふさわしく、歴史や建築、仏教文化に関心のある人にとくにおすすめ。四季折々の風情も楽しめます。拝観に関する詳しい情報は変わることもあるため、訪れる前に公式情報で確認しておくと、より落ち着いて見学できます。 真言宗大覚寺派の古刹で、大同2年(807年)弘法大師の開基と伝わる。眼下に草戸千軒町遺跡を望む。本堂は鎌倉時代末期に再建、五重塔は室町時代前期(1348年)に建立され、いずれも国宝に指定されている。中世・西国屈指の寺院として知られる。
| 🕒 時間 | 8:00〜17:00 |
|---|---|
| 💰 料金 | 境内無料 |
| 🚃 アクセス | JR福山駅から車・バス |
草戸稲荷神社
福山市草戸町の草戸稲荷神社は、芦田川のほとりに鎮座する稲荷神社です。色鮮やかな社殿と川沿いの立地が印象的で、初詣には中国地方でも屈指の人出でにぎわうことで知られています。商売繁盛や家内安全を願う多くの参拝者が一年を通じて足を運び、地域に深く根づいた信仰の場となっています。高い位置にある社殿からは周囲の景色を見渡すことができ、参拝とあわせて眺めも楽しめます。夏にはあしだ川花火の穴場として知られ、川沿いから打ち上げ花火を望むこともできます。新年のにぎわいを体感したい人や、地元で親しまれる神社をめぐりたい人に向いています。福山市街からも比較的近く、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。周辺の見どころとあわせて巡れば、より充実したひとときを過ごせるでしょう。 平安時代初期の大同2年(807年)に創建されたと伝わり、当初は隣接する明王院(旧常福寺)の鎮守社として祀られた。芦田川の中洲にあったが度重なる洪水で社殿が流出し、江戸時代に初代福山藩主・水野勝成が現在地に再建したとされる。日本稲荷5社の一つに数えられ、福山市民に親しまれる初詣の名所で、市街を一望できる壮観な巨大本殿で知られる。
| 💰 料金 | 無料 |
|---|---|
| 🚃 アクセス | JR福山駅から車・バス |
鞆の浦
鞆の浦は、福山市鞆町に広がる江戸時代の港町の面影を色濃く残す町並みで、瀬戸内海国立公園の中心に位置します。重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれ、シンボルの常夜燈や情緒ある古い町並み、潮の流れを待つ「潮待ちの港」として栄えた歴史を今に伝えています。狭い路地や歴史的な建物が連なる景観は、ゆっくり歩きながら時間旅行のような気分を味わえるのが魅力。映画やアニメの舞台にもなり、その世界観を求めて訪れる人も少なくありません。歴史や町歩きが好きな人、瀬戸内ならではの落ち着いた風景に浸りたい人にぴったりです。夕暮れに常夜燈が灯る情景はとくに印象的。散策の見どころや船便などの情報は変わることもあるため、出かける前に公式情報で確認しておくと安心です。 鞆の浦は古くから瀬戸内海の「潮待ちの港」として栄えた港町。万葉集にも詠まれ、江戸時代には朝鮮通信使の寄港地や廻船業で繁栄した。江戸〜昭和戦前期の町家や寺社、石垣、港湾施設が良好に残り、2017年(平成29年)に重要伝統的建造物群保存地区に選定、2018年には日本遺産に認定された。
| 🕒 時間 | 常時開放(見学自由。個別施設は各館の開館時間に準ずる) |
|---|---|
| 💰 料金 | 無料(町並み散策。個別施設の入場は別途有料の場合あり) |
| 🚃 アクセス | JR福山駅からトモテツバスで約30分 |
仙酔島
仙酔島は、福山市鞆町の沖に浮かぶ瀬戸内海国立公園の島で、鞆港からフェリーでおよそ5分という近さで渡れます。手つかずの自然が残る島内では、海水浴を楽しんだり、独特の景観を生み出す五色岩を眺めたりと、瀬戸内ならではの豊かな自然に触れられるのが魅力。短い船旅で気軽に渡れるため、鞆の浦観光とあわせて訪れる人も多く、町並み散策と島の自然の両方を一度に味わえます。波の音や潮風を感じながらのんびり過ごしたい人、夏の海遊びや自然散策を楽しみたい人におすすめ。日常から離れた島時間を求める旅にぴったりです。フェリーの運航や島内の利用に関する情報は変わることもあるため、訪問前に公式情報で確認しておくと、より安心して島を満喫できます。 鞆の浦の対岸に浮かぶ無人島で、青・赤・黄・白・黒の岩が連なる五色岩などの景観で知られる。鞆公園の一部として1925年(大正14年)に国の名勝に指定され、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地のひとつ。仙人が住み酔うほど美しいとの伝説が島名の由来と伝わる。
| 🕒 時間 | 常時開放(見学自由) |
|---|---|
| 💰 料金 | 無料(鞆の浦からの市営渡船は往復大人240円・小人120円) |
| 🚃 アクセス | 鞆の浦から市営渡船で約5分 |
福禅寺 対潮楼
福山市鞆町の福禅寺対潮楼は、福禅寺の客殿として江戸期に創建された建物です。座敷からは弁天島や仙酔島など鞆の浦の島々を一望でき、その美しい眺めは、かつて訪れた朝鮮通信使が「日東第一形勝」と称えたと伝わります。柱や欄間が額縁のように景色を切り取り、まるで一枚の絵のような瀬戸内の海景が広がる様子は、訪れる人を惹きつけてやみません。歴史と絶景が一体となったこの座敷は、静かに腰を下ろして海を眺める時間そのものが見どころです。鞆の浦の歴史や文化に触れたい人、落ち着いた雰囲気のなかで瀬戸内らしい景色を味わいたい人に向いています。鞆の町並み散策の途中に立ち寄り、歴史の舞台で景色を堪能するのがおすすめです。周辺の見どころとあわせて巡れば、より充実したひとときを過ごせるでしょう。 真言宗の寺院・福禅寺の客殿として元禄年間(1690年頃)に建てられたと伝わる。江戸時代には朝鮮通信使の迎賓館として使われ、1711年に従事官・李邦彦が眺望を『日東第一形勝』と賞賛、1748年に正使・洪啓禧が『対潮楼』と名付けたとされる。座敷からは仙酔島や弁天島を望む瀬戸内海の絶景が広がる。
| 🕒 時間 | 平日9:00〜17:00、土日祝8:00〜17:00 |
|---|---|
| 💰 料金 | 大人300円、中高生150円、小学生100円 |
| 🚃 アクセス | 鞆の浦バス停から徒歩 |
よくある質問(FAQ)
福山八幡宮の「二社並立」とは何ですか?
いつ創建されましたか?
東御宮と西御宮のご祭神は同じですか?
御朱印はいただけますか?
初詣の混雑のピークはいつですか?
車で参拝できますか?駐車場はありますか?
JR福山駅からどのくらいかかりますか?
厄除け・ご祈祷の申込み方法は?
聡敏神社(水野勝成を祀る社)は別途参拝が必要ですか?
七五三はいつ参拝するのがよいですか?
近くに他の観光スポットはありますか?
子ども連れで参拝できますか?
出典・参考情報
本記事は以下の公開情報・資料をもとに編集部が整理しました。
・各種地方史・神社由緒(備後地域郷土資料)
・Wikimedia Commons(掲載画像:CCライセンス)
・福山市観光情報(公式サイト)
・国土地理院・Googleマップ(位置情報)
変動する情報(時間・料金・行事日程)は必ず最新の公式情報でご確認ください。
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- 本記事は福山NOTE編集部が公開情報をもとに整理しています(最終確認:2026年6月8日)。
- ご祈祷・御朱印の受付時間、初穂料、祭礼の日程は変動することがあります。
- 参拝前に福山八幡宮の公式情報で最新をご確認ください。
- 掲載写真は Wikimedia Commons の画像(CCライセンス)を使用しています。