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福山の火災・地震保険|選び方・ハザードと備え

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福山の火災・地震保険|選び方・ハザードと備え
FUKUYAMA HOUSING / 不動産・住まい
福山の火災・地震保険|選び方・ハザードと備え

マイホームを取得する際、多くの金融機関が火災保険への加入を融資条件としています。火災保険は火災だけでなく、風災・水災・落雷・盗難など幅広いリスクをカバーできる商品です。一方、地震・噴火・津波による損害は火災保険では補償されないため、地震保険を別途付帯する必要があります。

📋 編集部メモ・出典:本ガイドは福山NOTE編集部が、もみじ銀行/広島銀行/各信用金庫・住宅金融支援機構(フラット35)・国税庁・福山市 などの公開情報をもとに整理しました(最終確認 2026年6月)。家賃・価格・金利・制度・補助金などは変動します。最新・正確な情報は必ず各社公式・各ポータル・福山市の窓口でご確認ください。掲載内容に基づく判断は自己責任でお願いします。

※当サイトには広告(Google AdSense・アフィリエイト)が含まれる場合があります。本記事は編集部が公開情報をもとに整理したガイドです。家賃・価格・制度・金利など変動する情報は各社公式・ポータル・福山市の窓口でご確認ください。

福山市の住まい(イメージ)
福山市の街並み(イメージ)(画像:Wikimedia Commons (CC))

火災保険・地震保険の基本|なぜ両方必要なのか

福山市でマイホームを取得するとき、火災保険は「入っておくと安心」というレベルの話ではありません。広島銀行(ひろぎん)やもみじ銀行など、住宅ローンを扱う多くの金融機関が、担保となる建物に火災保険が付保されていることを融資の条件・確認事項としています。つまり住宅ローンを組む時点で、火災保険は事実上の必須コストとして家計に組み込まれます。

誤解されやすいのが「火災保険」という名前です。実際にはこの保険は火災だけを対象とするものではなく、風災・雹(ひょう)災・雪災・落雷・水災・盗難・破損汚損など、住まいをめぐる幅広いリスクをひとつの契約でカバーする「住まいの総合保険」です。台風で屋根がはがれた、強風で物が飛んできて窓ガラスが割れた、給排水設備の事故で室内が水浸しになった——こうした火災以外の損害こそ、実際の保険金請求では大きな割合を占めます。

一方で、ここが重要なポイントですが、地震・噴火・これらによる津波を原因とする損害は、火災保険では一切補償されません。地震で家が倒壊しても、地震が原因の火災で家が燃えても、火災保険からは保険金が出ないのが原則です。これを補うのが地震保険であり、地震保険は単独では契約できず、必ず火災保険にセット(付帯)して加入する仕組みになっています。南海トラフ地震の想定区域に含まれる福山市にとって、この「地震は火災保険ではカバーされない」という事実は、保険設計の出発点として押さえておく必要があります。

原因となる災害 火災保険 地震保険
火災(失火・もらい火) ○ 補償
落雷・破裂・爆発 ○ 補償
台風・強風による風災 ○(要付帯確認)
洪水・高潮・土砂崩れ等の水災 △(水災補償の付帯が必要)
地震・噴火・津波による倒壊や流失 × 補償されない ○ 補償
地震が原因の火災 × 補償されない ○ 補償(地震火災費用は火災保険側で一部あり)

※補償の有無・名称は保険会社や商品で異なります。詳細は各保険会社の約款・パンフレット、または保険代理店でご確認ください。

福山市のハザードと災害履歴|芦田川・高屋川と平成30年7月豪雨

保険を考える前に、まず「福山という土地がどんな災害リスクを抱えているのか」を実データで把握しておきましょう。保険の補償設計は、立地のリスクと一体で考えるべきものだからです。

芦田川・高屋川という大きな水系

福山市の中心市街地は、一級河川・芦田川とその支川である高屋川の流域に広がっています。国土交通省福山河川国道事務所と広島県は、水防法に基づいて洪水浸水想定区域図を公表しています。福山市の洪水ハザードマップは、国が管理する芦田川・高屋川については「おおむね100年に1回程度」、広島県が管理するその他の中小河川については「10年〜80年に1回程度」起こると想定される大雨で堤防が決壊した場合などを前提に作成されています。さらに近年は「想定し得る最大規模(おおむね1000年に1回程度)」の降雨を前提とした区域図も整備されており、想定の段階によって浸水深や範囲が変わる点に注意が必要です。

平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の実被害

福山市の水害リスクが「過去の話」ではないことを示すのが、2018年(平成30年)7月の西日本豪雨です。福山市域では総雨量が400mm近くに達し、市内で約2,000ヘクタールという県内で最も広範囲の浸水が発生しました。住家被害は床上浸水が約1,250棟、床下浸水が約896棟にのぼっています(福山市・広島県の公表資料による)。これは福山が「内陸の盆地状の地形に河川が集中し、大雨時に水がはけにくい場所がある」という構造的なリスクを抱えていることを物語っています。

この豪雨を受けて、福山市は国・県・土地改良区と連携し、約5年間で170件を超える浸水対策事業(樹木伐採・河道掘削による断面確保、排水ポンプ場・排水施設の強化など)を実施し、「床上浸水ゼロ」を目標に取り組みを進めてきました。対策は進んでいますが、地形に由来するリスクが完全に消えるわけではありません。物件選びでも保険設計でも、この被災履歴と対策状況の両方を踏まえて判断することが大切です。

ハザードマップは「取引で説明される」情報

不動産取引においては、宅地建物取引業法に基づき、重要事項説明の場で「水害(洪水・内水・高潮)ハザードマップ上の物件の位置」「土砂災害(特別)警戒区域」「津波災害警戒区域」に該当するか否かが説明されることになっています。買主は仲介業者からの説明をしっかり受けるとともに、自分でも福山市公式サイトのハザードマップや、広島県の「洪水ポータルひろしま」「高潮・津波災害ポータルひろしま」、国土交通省の「重ねるハザードマップ」で、購入予定地のリスクを必ず自分の目で確認しましょう。

エリア別に見る福山の災害リスク(沿岸・内陸・山際)

福山市は南北に長く、海あり・川あり・山ありの多様な地形を抱えています。リスクの種類はエリアによって大きく異なります。以下は傾向の整理であり、最終的には必ず番地レベルでハザードマップを確認してください。

エリアの性格 主に注意したいリスク 保険設計のヒント
芦田川・高屋川沿いの低地(中心市街地周辺) 洪水・内水氾濫による浸水 水災補償の付帯を前向きに検討
沿岸部・港湾部(松永・鞆・福山港周辺など) 高潮・津波の浸水想定 水災補償+地震保険を重視
山際・造成地・傾斜地 土砂災害(警戒区域・特別警戒区域) 水災補償(土砂崩れも対象になる場合)と立地の事前確認
内陸の台地・高台 浸水リスクは相対的に低い傾向 水災補償の要否を費用対効果で判断

たとえば沿岸の松永地区などでは、ハザードマップ上で浸水リスクが低めに表示される区画(黄色など)と、よりリスクの高い区画(濃いピンクなど)が同じ町内でも混在します。「松永だから安全/危険」という大づかみではなく、同じ町でも区画によって判定が変わるという前提で、番地単位の確認が欠かせません。津波災害警戒区域や高潮浸水想定区域についても、広島県のポータルで物件位置を重ねて確認できます。

福山の地盤については、山陽地域全般として比較的安定しているとされる一方、南海トラフ地震では沿岸部の津波浸水や、揺れによる被害が想定されています。「内陸だから地震は関係ない」とは言えず、地震保険の検討はエリアを問わず行う価値があります。

水災補償の必要性|2024年10月の料率細分化と福山の立地判断

福山で火災保険を考えるうえで、最大の論点が「水災補償を付けるかどうか」です。水災補償とは、台風や豪雨による洪水・高潮・土砂崩れなどで、建物や家財が一定以上の損害を受けたときに保険金が支払われる補償です。前述のとおり福山は西日本豪雨で広範囲の浸水を経験しており、この補償の要否はまさに立地で判断すべきテーマです。

2024年10月の改定で「市区町村ごと」の料率に

2024年10月1日以降に始期を迎える契約から、これまで全国一律だった水災補償の保険料が、建物の所在する市区町村ごとに5段階(区分1〜区分5)に細分化されました。区分は洪水ハザードマップに加え、過去の水災事故統計や地形データなどを踏まえて決まります。最も安い区分1は細分化しない場合と比べて約6%低く、最も高い区分5は約9%高い水準となり、最も高い地域は最も安い地域のおよそ1.2倍になります。

この改定の狙いは、リスクの低い人が水災補償を外してしまい、必要な人だけが残って保険料が高騰する——という悪循環を防ぎ、料率の公平性を保つことにあります。福山市が何区分に該当するか、また同じ市内でも建物の立地でどう評価されるかは、見積もり時に各保険会社・代理店で確認してください。

水災補償を「付ける/外す」の判断軸

  • 付帯を前向きに検討すべき人:芦田川・高屋川沿いの低地、沿岸部、土砂災害警戒区域や傾斜地に近い物件。西日本豪雨で浸水履歴のある地域に近い物件。
  • 外すことも選択肢になる人:高台・台地でハザードマップ上の浸水リスクがほぼない物件。ただし、内水氾濫(下水道や水路があふれる現象)は河川から離れた場所でも起こり得るため、内水ハザードマップ(浸水実績図)も併せて確認を。

水災補償は保険料に与える影響が大きい項目です。だからこそ「なんとなく外す」「なんとなく付ける」ではなく、福山市・広島県のハザードマップで自宅の番地のリスクを確認したうえで、保険料との費用対効果で決めることが、後悔しない選び方になります。

火災保険の選び方|補償範囲・保険金額・保険期間

1

補償範囲は「足し算」で組み立てる

火災保険は、火災・落雷・破裂爆発といった基本補償をベースに、風災・雹災・雪災、水災、盗難、破損汚損、水濡れなどの補償を組み合わせて設計します。最近の主力商品では、これらを必要に応じて選択・取り外しできるものが増えています。福山では前述のとおり水災・風災のリスクが現実的なので、立地に応じてこの2つの扱いを軸に検討するとよいでしょう。

2

建物と家財は別々に設定する

火災保険は「建物」と「家財」を分けて契約します。建物だけ手厚くしても、室内の家具・家電・衣類などの家財に補償を付けていなければ、浸水で家財が全滅しても家財分の保険金は出ません。逆に賃貸の場合は建物は大家側の保険対象なので、入居者は基本的に家財保険(+借家人賠償・個人賠償)を中心に考えます。

3

保険金額は「再調達価額」で

建物・家財ともに、保険金額は「再調達価額(同等のものを新たに取得するのに必要な金額)」を基準に設定するのが基本です。過小に設定すると、いざというときに建て直し・買い直しの費用が足りなくなります。逆に過大に設定しても、実際に受け取れる保険金は損害の実態が上限となるため、保険料が無駄になります。建物の構造・延床面積・築年などをもとに、適正額を代理店と詰めましょう。

4

保険期間は最長5年

火災保険の契約期間は、2022年10月の改定以降、最長5年となっています(かつては最長10年でした)。長期一括払いにすると、年払いより総額を抑えられる場合があります。住宅ローンの返済期間は長くても、火災保険は5年ごとに更新・見直しのタイミングが来ると考えておくとよいでしょう。なお保険料は自然災害の増加を背景に改定が続いており、更新時に上がることもあれば、補償の見直しで調整できることもあります。

地震保険の仕組み|損害区分・保険金額・広島県の料率

地震保険は、政府と民間保険会社が共同で運営する公的性格の強い制度です。そのため、補償の基本的な仕組み・保険金額の上限・損害認定の基準は、どの保険会社で入っても共通です。「どこで入るかで補償内容が変わる」ことは基本的にありません。

保険金額は火災保険の30〜50%が上限

地震保険の保険金額は、セットする火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内で設定します(建物は5,000万円、家財は1,000万円が上限)。ここがよく誤解される点ですが、地震保険は「建て直しの全額をまかなう」ための保険ではなく、被災後の当面の生活再建を支えるための制度です。火災保険の半額までしか掛けられない設計には、この趣旨が表れています。

損害区分は4段階

地震保険の保険金は、実損ではなく損害の程度に応じた区分で支払われます。2017年からは次の4区分です。

損害区分 支払われる保険金
全損 地震保険金額の100%
大半損 地震保険金額の60%
小半損 地震保険金額の30%
一部損 地震保険金額の5%

建物は基礎・屋根・外壁など主要構造部の損害割合の合計で、家財は損害額が時価の10%以上になったときに、それぞれ区分が判定されます。「揺れで壁にひびが入った」程度でも一部損に認定されるケースがある一方、想定どおりの満額が出るわけではない点は理解しておきましょう。

料率は「構造」と「都道府県」で決まる

地震保険料は、建物の構造区分と所在地(都道府県)で決まります。構造区分は2つで、主に鉄筋コンクリート造・鉄骨造などの「イ構造」と、主に木造の「ロ構造」です。一般に木造のロ構造のほうが地震火災や倒壊のリスクが高いとされ、保険料も高くなる傾向があります。2022年10月の改定では全国平均で小幅な引き下げとなった一方、地域・構造によっては値上げとなり、地域差が広がる傾向にあります。広島県・福山市の具体的な保険料は、財務省が公表する基本料率や各保険会社の見積もりで確認してください。

割引・控除でコストを抑える

地震保険の各種割引

地震保険には、建物の耐震性能に応じた割引制度があり、いずれか1つを適用できます(重複適用は不可)。

  • 建築年割引:1981年6月1日以降に新築された建物
  • 耐震等級割引:耐震等級に応じた割引(等級が高いほど割引率が大きい)
  • 免震建築物割引:免震建築物として認定された建物
  • 耐震診断割引:耐震診断・改修で現行の耐震基準を満たすと確認された建物

割引の適用には、確認書類(建築確認書・性能評価書・住宅性能評価書など)の提出が必要です。中古住宅の場合、旧耐震基準(1981年5月以前)の建物は割引が受けられず、保険料が割高になることがあります。築年の古い物件を検討する際は、保険料も含めた総コストで比較しましょう。

地震保険料控除

支払った地震保険料は、年末調整や確定申告で「地震保険料控除」の対象となり、所得税・住民税の負担を軽減できます。控除証明書は保険会社から送られてくるので、忘れずに申告してください。詳細は国税庁の公式サイトで確認できます。

住宅ローンと火災保険・団信の関係(地元金融機関の実情)

福山で住宅ローンを組む際、火災保険・団体信用生命保険(団信)はローンと密接に結びついています。地元で住宅ローンを扱う主な金融機関には、広島銀行(ひろぎん)、もみじ銀行、福山信用金庫、しまなみ信用金庫、備後信用組合などがあり、いずれもメガバンクやネット銀行とは違う「地域密着の相談のしやすさ」が強みです。

火災保険は「融資の確認事項」

広島銀行の住宅ローンでは、担保建物に火災保険が付保されていることを確認するとされています。多くの金融機関で同様に、火災保険加入が事実上の前提となります。火災保険は金融機関経由でも、独立系の保険代理店経由でも加入できます。ローンの利便性をとるか、複数社を比較できる代理店をとるかは、見積もりを取り比べて判断するのが賢明です。

団信(団体信用生命保険)の充実度

団信は、契約者が死亡・所定の高度障害状態になったときに、以後のローン返済が不要になる生命保険です。住宅ローンとセットで加入するのが一般的で、金融機関ごとに付帯できる保障の幅が違います。たとえばもみじ銀行は団信の充実をうたい、がんと診断された時点でローン残高が0円になる「がん診断保険金特約付住宅ローン」を金利上乗せなしで用意するなど、保障を厚くした商品を展開しています(条件・取扱内容は変わることがあります)。

金利の低さだけでなく、団信でどこまで万一に備えられるかは、地震・水害リスクのある福山で長期ローンを背負ううえで重要な比較軸です。火災保険・地震保険(建物・家財の物的備え)と、団信(収入が途絶えるリスクへの備え)は役割が違うので、両輪で考えましょう。

※金利・手数料・保証料・団信の保障内容・取扱可否はいずれも変動します。最新は広島銀行・もみじ銀行・福山信用金庫など各金融機関の公式サイトおよび窓口で必ず確認してください。

家を買うときの諸費用の全体像|登記・仲介手数料・税金

火災保険・地震保険は、住宅取得にかかる「諸費用」のひとつです。物件価格以外にかかるこの諸費用は、一般に新築で物件価格の3〜5%程度、中古で5〜10%程度が目安とされます。保険だけを単体で考えるのではなく、全体像のなかで資金計画を立てましょう。

費目 内容・目安
仲介手数料 売買代金400万円超の場合、上限は「代金(税抜)×3%+6万円+消費税」
印紙税(売買契約書) 軽減措置適用で、1,000万円超〜5,000万円以下は1万円、5,000万円超〜1億円以下は3万円
登録免許税(登記) 所有権移転・保存登記や抵当権設定登記にかかる税。固定資産税評価額や借入額が基準(軽減措置あり)
司法書士報酬 登記手続きの代行報酬。数万円程度が目安(内容により変動)
不動産取得税 原則は固定資産税評価額の4%、住宅は3%に軽減(軽減措置あり)
住宅ローン関連費用 事務手数料・保証料・団信保険料など
火災保険料・地震保険料 本記事のテーマ。立地と補償設計で変動
固定資産税等の精算金 引渡し日を基準に売主・買主で日割り精算

※税率・軽減措置・上限は法改正や適用要件で変わります。上記はあくまで一般的な目安です。具体的な金額は、仲介業者・司法書士・金融機関、税については福山市の窓口(固定資産税・不動産取得税は県税)や税務署、各種公式情報で確認してください。

諸費用は基本的に現金で用意するものが多い一方、一部はローンに組み込める場合もあります。自己資金と借入のバランスを、ローンを申し込む地元金融機関と相談しながら設計するとよいでしょう。

契約から被災時の保険金請求までの流れ

加入時の流れ

  1. 物件のハザード(洪水・高潮・津波・土砂災害)を福山市・広島県・国のマップで確認する
  2. 建物の構造・延床面積・築年・耐震性能を整理する(割引の可否に直結)
  3. 水災・風災を付けるかを立地で判断し、補償範囲を決める
  4. 複数の保険会社・代理店で見積もりを取り、保険金額と保険料を比較する
  5. 地震保険を付帯するか、保険金額(火災保険の30〜50%)をいくらにするか決める
  6. 耐震等級・建築年などの割引書類をそろえて契約する

被災したときの流れ

  1. 安全確保を最優先にしたうえで、被害状況を写真・動画で記録する(片付け前に撮影)
  2. できるだけ早く保険会社または代理店に連絡する
  3. 必要書類(損害申告書・修理見積書など)を提出する
  4. 保険会社の損害調査(鑑定)を受ける
  5. 認定区分・損害額に応じて保険金が支払われる

保険金請求には期限(一般に3年が目安)が設けられている場合があります。被災後はできるだけ早く動くこと、そして「片付ける前に証拠を残す」ことが、適切な保険金受け取りの基本です。地震保険は前述の4区分(全損・大半損・小半損・一部損)で支払われるため、火災保険の水災・風災とは認定の考え方が異なる点も押さえておきましょう。

福山の相談窓口・確認先まとめ

  • ハザード確認:福山市ホームページ(水害・土砂災害ハザードマップ、内水ハザードマップ)/広島県「洪水ポータルひろしま」「高潮・津波災害ポータルひろしま」/国土交通省「重ねるハザードマップ」「福山河川国道事務所 浸水想定区域図」
  • 保険の比較・相談:福山市内の独立系保険代理店(複数社の商品を比較提案)/各損害保険会社の窓口・公式サイト
  • 住宅ローン・団信:広島銀行、もみじ銀行、福山信用金庫、しまなみ信用金庫、備後信用組合など地元金融機関の窓口・公式サイト
  • 税・諸費用:仲介業者・司法書士(登記)/福山市の固定資産税窓口・広島県税(不動産取得税)/税務署・国税庁(地震保険料控除)

福山は「水とともにある街」であり、芦田川・高屋川の恵みと表裏の関係で水害リスクを抱えています。だからこそ、立地のリスクを正面から確認し、火災保険の水災補償と地震保険を立地に合わせて設計することが、後悔しない住まいの備えにつながります。一般論で決めず、自宅の番地のハザードと、地元の窓口での確認を起点に判断してください。

福山で住宅ローンを組むと、火災保険は必ず入らないといけませんか?
多くの金融機関が、担保となる建物に火災保険が付保されていることを融資の条件・確認事項としています。広島銀行など地元金融機関でも同様で、住宅ローンを利用するなら火災保険は事実上の必須コストと考えておくのが現実的です。加入は金融機関経由でも独立系の保険代理店経由でも可能です。
地震保険は火災保険に入っていれば自動的に補償されますか?
いいえ。地震・噴火・津波による損害は火災保険では補償されず、別途、地震保険を火災保険にセット(付帯)して加入する必要があります。地震保険は単独契約できません。南海トラフ地震の想定区域に含まれる福山では、付帯を前向きに検討する価値があります。
福山で水災補償は付けたほうがいいですか?
立地によります。芦田川・高屋川沿いの低地、沿岸部、土砂災害警戒区域の近くなどリスクの高い場所では前向きに検討すべきです。福山市は2018年の西日本豪雨で床上浸水約1,250棟という被害を経験しています。一方、高台でハザードマップ上の浸水リスクがほぼない物件では、費用対効果で外す選択もあり得ます。まず自宅の番地のハザードマップを確認しましょう。
2024年10月の火災保険改定で、福山の水災保険料はどう変わりましたか?
2024年10月以降の契約から、水災補償の保険料が市区町村ごとに5段階(区分1〜区分5)に細分化されました。区分はハザードマップや過去の水災統計、地形データなどで決まり、最も高い地域は最も安い地域の約1.2倍になります。福山市が何区分に該当するか、また建物の立地でどう評価されるかは見積もり時に各社で確認してください。
地震保険の保険金は被害の全額が出るのですか?
いいえ。地震保険は当面の生活再建を支える制度で、保険金額は火災保険の30〜50%が上限です。支払いは実損ではなく損害区分に応じて、全損100%・大半損60%・小半損30%・一部損5%の4段階で行われます。建て直しの全額をまかなう保険ではない点を理解しておきましょう。
木造と鉄筋コンクリート造で地震保険料は違いますか?
違います。地震保険料は構造区分(イ構造=主に鉄筋コンクリート造・鉄骨造、ロ構造=主に木造)と都道府県で決まります。一般に木造のロ構造のほうが保険料は高くなる傾向です。広島県・福山市の具体的な料率は財務省の基本料率や各保険会社の見積もりで確認できます。
中古住宅を福山で買うとき、保険で気をつけることは?
築年と構造で保険料が変わります。とくに旧耐震基準(1981年5月以前)の建物は地震保険の割引が受けられず割高になることがあります。購入前に代理店へ見積もりを依頼し、保険料を含めた総コストで比較しましょう。耐震等級や建築年がわかる書類があれば割引の対象になる場合があります。
福山市のハザードマップはどこで確認できますか?
福山市ホームページの水害(洪水・土砂災害)ハザードマップや内水ハザードマップ、広島県の「洪水ポータルひろしま」「高潮・津波災害ポータルひろしま」、国土交通省の「重ねるハザードマップ」や福山河川国道事務所の浸水想定区域図で確認できます。不動産取引では重要事項説明でも物件の位置が説明されますが、自分でも番地レベルで確認することをおすすめします。
地震保険料は税金が安くなりますか?
支払った地震保険料は、年末調整や確定申告で「地震保険料控除」の対象となり、所得税・住民税の負担を軽減できます。保険会社から届く控除証明書を使って申告してください。詳細は国税庁の公式サイトで確認できます。なお、火災保険料部分は控除の対象外です。
もみじ銀行や広島銀行の団信はどう違いますか?
団信は契約者の死亡・高度障害時にローン返済が不要になる保険で、付帯できる保障の幅が金融機関で異なります。もみじ銀行は団信の充実をうたい、がんと診断された時点で残高が0円になる特約付き商品を金利上乗せなしで用意するなどの例があります。金利だけでなく団信の保障内容も比較軸です。最新の取扱内容は各行の公式サイト・窓口で確認してください。
家を買うときの諸費用は全部でどれくらいかかりますか?
一般的な目安は新築で物件価格の3〜5%程度、中古で5〜10%程度です。内訳は仲介手数料、印紙税、登録免許税と司法書士報酬、不動産取得税、住宅ローンの事務手数料・保証料・団信、火災保険料・地震保険料、固定資産税の精算金などです。税率や軽減措置は変わるため、具体的な金額は仲介業者・司法書士・金融機関・福山市や県税の窓口で確認してください。
水害で浸水したとき、保険金をスムーズに受け取るコツは?
片付ける前に被害状況を写真・動画で記録することが最も重要です。そのうえでできるだけ早く保険会社・代理店に連絡し、損害申告書や修理見積書を提出します。保険金請求には期限(一般に3年が目安)がある場合があるため、被災後は早めに動きましょう。水災は火災保険、地震による被害は地震保険と、窓口や認定の考え方が異なる点も押さえておくと安心です。

🏦 福山で住宅ローン・保険を相談できる金融機関

福山に拠点を置く実在の会社を、国税庁・法人番号公表データと公開情報をもとにまとめました。各社の最新情報・対応エリアは公式サイト等でご確認ください。

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備後信用組合 野上町 「びんしん」の愛称で知られる福山市唯一の信用組合。福山市・尾道市… 非上場 / 93名(2024年3月末) 詳細 ↓
株式会社アルファ保険サービス 千田町 福山市に本社を置く独立系保険代理店。第一生命・SOMPOひまわり… 非上場 / 不明 詳細 ↓
株式会社キートス 赤坂町 福山市赤坂町に本社を置く保険代理店。「お客様との信頼関係を大切に… 非上場 詳細 ↓
株式会社コンフィアンサ 神辺町 福山市神辺町に本社を置く保険代理店。生命保険・損害保険の乗合代理… 非上場 / 5〜10名 詳細 ↓
株式会社サンエム 箕島町 福山市箕島町に本社を置く損害保険・生命保険代理店。個人向け・法人… 非上場 詳細 ↓
株式会社レーベン 南蔵王町 福山市山手町に本社を置く保険代理店。自動車保険・損害保険・生命保… 非上場 / 不明 詳細 ↓
広島銀行 福山営業本部 霞町 ひろぎんホールディングス傘下の地方銀行(広島市本店)。備後圏域最… 上場(東証プライム:8379) / 3,180名(2024年3月末、全社) 詳細 ↓
株式会社FPC 船町 中国財務局長登録の少額短期保険業者(登録第2号)。犬・猫向けペッ… 非上場 詳細 ↓
福山市農業協同組合(JA福山市) 花園町 福山市・府中市・神石高原町を事業区域とする農業協同組合。信用(貯… 非上場 / 878 詳細 ↓

📖 各社の詳細(所在地マップ・公式リンク)

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あさいFP事務所

金融・保険 / 📍福山市内

福山市を拠点に活動する独立系ファイナンシャルプランナー事務所。「保険を売らないFP」として、保険見直し・NISA・住宅ローン・資産形成の中立的な相談に特化する。

📈 区分 個人事業
📍 住所 広島県福山市福山市内
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しまなみ信用金庫(福山営業部)

金融・保険 / 📍曙町

本店は三原市だが、備後地区に重点展開し福山市内に5店舗以上を持つ信用金庫。2003年にかもめ信用金庫と福鞆信用金庫が合併して発足。預積金残高3,766億円(2025年3月末)。

🏢 設立 2003
👥 従業員 262名(2025年3月末)
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市曙町(福山営業部)
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ひろぎん証券株式会社(福山支店)

金融・保険 / 📍伏見町

広島銀行グループの証券会社(本店:広島市中区)。株式・投資信託・債券の売買仲介を担い、福山市内の広銀店舗との共同窓口でリテール証券サービスを提供する。

🏢 設立 2008
👥 従業員 290名(2025年10月1日現在、全社)
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市伏見町(福山支店)
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もみじ銀行

金融・保険 / 📍延広町

山口フィナンシャルグループ傘下の第二地方銀行(本店:広島市中区)。2004年に広島総合銀行とせとうち銀行が合併して発足し、福山市内に23店舗を持ち備後地区を重要な営業基盤とする。

🏢 設立 2004
👥 従業員 856名(2023年3月)
📈 区分 非上場(山口FG傘下)
📍 住所 広島県福山市延広町(福山支店)
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中国労働金庫(福山支店)

金融・保険 / 📍南蔵王町

鳥取・島根・岡山・広島・山口・高松を管轄する労働金庫(本店:広島市)。勤労者向けの融資・預金を主業務とし、福山支店ほかローンセンター福山を設置する。

🏢 設立 1950
📈 区分 非上場(労働金庫)
📍 住所 広島県福山市南蔵王町(福山支店)
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備後信用組合

金融・保険 / 📍野上町

「びんしん」の愛称で知られる福山市唯一の信用組合。福山市・尾道市を中心に12店舗を展開し、預金・貸出・為替など地域密着型の協同組合金融を担う。

🏢 設立 1972
👥 従業員 93名(2024年3月末)
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市野上町3丁目2番3号
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株式会社アルファ保険サービス

金融・保険 / 📍千田町

福山市に本社を置く独立系保険代理店。第一生命・SOMPOひまわり生命・損害保険ジャパンほか複数社の生命保険・損害保険を取り扱い、個人・法人向けコンサルティングを30年超提供。

🏢 設立 1996
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市千田町2丁目3番9号
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株式会社コンフィアンサ

金融・保険 / 📍神辺町

福山市神辺町に本社を置く保険代理店。生命保険・損害保険の乗合代理業を営み、複数の保険会社商品を独立した立場で提案する。2019年設立の比較的新しい会社。

🏢 設立 2019
👥 従業員 5〜10名
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市神辺町字上御領546番地1
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株式会社サンエム

金融・保険 / 📍箕島町

福山市箕島町に本社を置く損害保険・生命保険代理店。個人向け・法人向けの各種保険商品と、シニア向け保険相談窓口を運営する地場保険代理店。2011年設立。

🏢 設立 2011
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市箕島町5700番地20
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広島銀行 福山営業本部

金融・保険 / 📍霞町

ひろぎんホールディングス傘下の地方銀行(広島市本店)。備後圏域最大の主要拠点として福山市霞町に「福山営業本部」を構え、市内49支店を統括する。

🔗 福山商工会議所の会員企業(5,500社のうち公開掲載分)
🏢 設立 1878
👥 従業員 3,180名(2024年3月末、全社)
📈 区分 上場(東証プライム:8379)
📍 住所 広島県福山市霞町
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福山市農業協同組合(JA福山市)

農林水産 / 📍花園町

福山市・府中市・神石高原町を事業区域とする農業協同組合。信用(貯金残高8,243億円)・共済・販売・購買の各事業を一体的に展開し、JAバンク・JA共済を通じた金融機能が大きい。

🏢 設立 1964
👥 従業員 878
📈 区分 非上場
📍 住所 広島県福山市花園町(本店)

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